天気と投資の関係

お金(FP)

天気は変えられない

春分の日も過ぎたというのに、真冬のような天気が続いております
(暑さ寒さも彼岸までということわざもあるのに。。。)。
寒いだけならまだしも、梅雨のような天気が続いてます。

自分で変えられないことにイライラするのは愚の骨頂であると常々戒めているのですが、ついつい、ストレスをためてしまう今日この頃です。

自分で変えられないことにイライラするのは、要するに、世の中自分の思い通りにいくと思っているという、慢心のあらわれです。謙虚さが足りず、失敗の原因となる悪い流れとなります。

 

降水確率50%の時にどうするか

昨日はお客様のところに訪問するのに、天気予報は曇り、ときどき雨。降水確率40~50%くらいでしたので、自転車で行くことに決めました。

最近は運動不足解消やエコも兼ね、片道30分程度の距離であれば、極力、自転車での移動を心がけております。前述のとおり、季節外れの雨模様が続き、やっとやんだのでこんな状況でも自転車訪問を決行したのです。

結果、往路は降られませんでしたが、復路は降られて濡れて帰ることとなりました。

覚悟の問題

しかしながら、今回の雨は曇りかどうかという感じで、しとしと雨で降られたとしても大したことはないと覚悟した上でのことでしたので、後悔はありませんでした。これはたかが天気だということでなく、大事な考え方を含んでおります。

①まず、自分の計画は思ったとおりにいかないことを自覚する。

②それを前提に現在の状況を把握し、思ったとおりに実行した時に考えられるリスクを想定する。

③そのリスクが思ったとおりに実行した時に得られるメリットと比較して小さいか考え、小さければ実行する。その際に生じるリスクを受け入れる覚悟をする。

お金の専門家として、投資のこととして考えてもまさにそのとおりですが、言うは易く行うは難しです。が、人生を上手く渡るため、下記の状態が改善できるよう、意識していきましょう。

①まず、投資しようと考える時、儲かった時のことしか考えない(負けることの方が多い)。

②投資した時に考えられるリスク(最大損失額)を現実のものとして想像できない。

③プラスになったときのメリットとマイナスになったときの感情の比較を冷静に考えられず、マイナスになった時の状況を受け入れる覚悟ができていない。

 

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