投資

事業(設備)投資

私はFP(ファイナンシャルプランナー)として活動していることもあり、金融資産運用の勉強も兼ねて、株式投資をしていますが、なかなかストレスが多いものです。

損をすることが多いからですが、あらためて「投資」の意味を考えてみました。なにか事業を始める時(例えば飲食店)の際は、必ず初期投資が必要になります。

お店を建てる(借りる)、什器、食器をそろえる。初期投資として通常大きな借金をしてお金を使います。当然、将来の利益(儲け)からお金を回収して借金を返済します。

この場合、多くはお金を使って借金を返済する過程ではマイナスの感情はあまりもたないのではないでしょうか?借金を返済し終わるまではマイナスのはずなのに。。。

そして、そろえたお店、什器、食器も気に入らなければ替えるし(借金返済前でも)、それもあまりストレスにはなっていないのではないでしょうか?

 

 

株式投資

それでは、株式投資はどうでしょうか?「投資」ですので、株式を買います。
当然、値段が上がって売れば儲かりますが、下がってしまうことももちろんあります。

下がった時に売れば損してしまいますが、下がり続けて損が拡大することを恐れて売って損を確定することもあります。その際はかなりのマイナス感情が生じてしまいます。

事業で投資した(買った)ものを途中で処分した場合と比べてダメージは大きいのではないでしょうか?損失確定という意味ではどちらも同じだと思うのですが。。。

やはり株式投資は払った(買った)お金と入ってくる(売った)お金の因果関係がはっきりしているからだとは思います。しかし、本質的には同じはずなので、株式投資を続ける限り、あまりマイナス感情は持たないようにすべきと考えています。

 

不動産投資

この中間に位置するのが、不動産投資です。金額も大きく、借金をして購入することが一般的です。借りる人が見つかれば安定して収入がありますが、いなくなってしまったら一気に損失が加速します。

事業は働く?ので損しても少しは同情され、不動産投資は若干、不労所得のニュアンスがあって、損しても仕方がないと思われ、株式投資にいたっては、ギャンブルなので損して当たり前で、儲けても素直に評価されない。

そんなイメージがありますが、どれも「投資」ということで本質には変わりがないはずです。現状把握し、計画をたて、実行。失敗し、検証し、さらに厳しい計画をたてて実行する。この繰り返しです。

この順序の徹底が大事で、正しい方向に向いているか意識して途中であきらめることなく継続すること。これに尽きると思います。

 

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