クレジットカードの有効利用とマイナンバーカード

クレジットカードはこわいもの?

みなさんは、クレジットカードにどのような印象を持って、または使っているでしょうか?よく、クレジットカード破産とか借金地獄というネガティブなニュースもあるため、マイナスのイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

私は誤解を恐れずに言いますと、クレジットカードが好きで愛用しております(恥ずかしながら、使用していないものを含めますと、20枚以上は所持しております)。

あらためまして、クレジットカードとはその人に対する信用を表すものと言えると思います。現金を所持していなくとも、クレジットカード会社がそのお金を立替払いしてくれるのです。そしてそのお金は後日(1か月後位)に登録した銀行口座から引き落としされます。

すごいのは、約1か月この分お金を借りたことになるのですが、ありがたいことに翌月全額引き落としにすれば手数料(利息)はかかりません。なお、分割払いにすれば高い率の手数料(利息)がかかるのでクレジットカード会社の本当の狙いはここにあります。

そして、翌月全額払いにして手数料(利息)が無料でも、利用額に応じてポイントもつけてくれるクレジットカード会社がほとんどです。付与率は0.5~1%の会社がほとんどですが、ただで1か月お金を借りて、しかも逆に利息(ポイント)までつけてくれるなんて、すごいことなのです。

お店は後日、クレジットカード会社から、私たちが利用したカード払い分のお金が振り込まれます。貸し倒れがなく、その日現金を持ち合わせていないお客さんも受け入れることができます。ただし、クレジットカード会社は店からも3%位の手数料を取っているので、利用者がポイントをもらえるのでしょうね。

 

マイナンバーとクレジットカード

これだけ便利だと、マイナンバーカードとの連携でもっと便利になるのではと想像してしまいます。現在は健康保険証との紐づけなどでミスがあったことなどから、マイナンバーカードのデメリットが強調されていますが、私はそれをはるかに上回るメリットがあるのではと思っています。

例えば、マイナンバーカードとクレジットカード会社を連携(複数も可)させたり、銀行口座も登録できるので、口座デビットカードとしての機能も付加させる。そうすれば、マイナンバーカード1枚ですべて事足ります。

さらに、実現は難しいと思いますが、カード情報を体に埋め込むことまで可能にしたり、生体認証を利用すれば、本人確認やセキュリティーの問題もクリアされるのではないでしょうか?。

いろいろとツッコミどころ満載かと思いますが、ひとつひとつ問題を解決していけば、方向性としてはよく、すばらしいメリットを享受できると思っています。

 

 

ポイントの活用

最後にいつもよくある、税理士業務に関連付けて。
クレジットカードのポイントで買い物をした時、事業に関連するものであれば、必要経費に計上しますよね。

たまに聞かれますが、この時の勘定科目は事業主借(プライベート資金)で処理するようにしております。法人の場合はどうしましょうか?

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