ルーティンの効用

仏教(教訓)

ウエストが締まり?便通も改善?

以前にも書いたことがあるかもしれませんが、週一回のペースでパーソナルトレーニングに通っています。はや4年が経ったと思います。既に効果が表れ、年1回の健康診断結果もその間改善、キープをしています。

私の課題は、パソコン作業が長いこともあり、肩甲骨が固まっており、その影響もあって、姿勢が悪いこと。そして腹回りのぜい肉です。それを改善するために、家でもできるマッサージやストレッチを指導されました。

時間もかからない上に、簡単にできること。なのに、なかなかルーティンにできませんでしたが、決まった時間にできるようになったら習慣化することができました。今ではやらないとなんか気持ち悪いようにまでなりました。

おかげで、ウエスト、腹回りもなんとか維持できており、便秘も改善しているように感じています。ルーティンの効用です。

ベビーステップ

ルーティンの効用は広く知られており、まさに「継続は力なり」なのですが、普通はなかなか実行できないことが多いと思います。もちろん私も。やはり人間は、現状が一番望んでいる状態である(アドラー心理学)ということなので。

では、どうしたらよいか?私が入っているコミュニティの主宰者がよくおっしゃていて、納得できるのが「ベビーステップ」。今までできない奴がいきなり理想どおりできるようになるわけがない。少しずつ自分をだまして広げていけ。

赤ちゃんが歩けるようになるまでの過程ですね。少しずつやっていけば自分のコンフォートゾーンだと勘違いして拒否反応をおこさない。たとえば、ジョギングをすると決めたら、最初の1日は靴を履いて終わり。次は履いて外にでるだけ。

無意識でできることが本当の実力

ベビーステップが成功してルーティンにすることができたらそれをやらないと気持ち悪くなります。そしてなによりの効用は頭を使って(脳を消費して)考えなくてすむ(自動的に行動できる)ということです。

考える、脳のエネルギーを使うことは疲れます。このエネルギーを他のこと(新しいこと)に使えればさらに進歩するはずです。

ルーティン化して自動的(無意識的)に行動できるようにならなければプロとは言えません。プロサッカー選手が熟考してトラップし、パスかドリブルを選択しているでしょうか。

プロ野球選手が打席に入ってバットの振り方を熟考しているでしょうか。私の場合で言えば、会計帳簿の記帳(複式簿記)はほとんど反射的に行っています。いちいち、これはどの勘定科目で借方か貸方かなどど考えることはありません。

そこまでできるようになって、初めてプロと言える(報酬を受けれる)ということなのです。

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