成長は幸福感
みなさんは、どのような時に幸福感を感じるでしょうか?
美味しいものを食べた時、気持ちよく眠れた時、褒められた時など
いろいろあるのではないでしょうか。
私も概ね、みなさんと変わらないと思いますが、特に感じているのが、
自分が成長した時(できなかったことができるようになった)です。
わからないことがわかるようになった時とも言えます。
身近なところで言うと、エクセルの関数が使えるようになったり、
初めて税務申告書を作成して、提出できた時などありますが、
なんといっても、数字で結果が表れた時が大きいです。
ダイエットや筋トレで体重など数値がよくなった時や
その昔、挑戦したTOEICのスコアがアップした時などです。
成長は時間差でやってくる
受験生をかかえる我が家では、日々この数値で結果が表れる最たるもの、模試の結果で家の中が幸福感と不幸感が交錯しております。最近も夏休みに入ってギアをあげたはずの長男が、模試で失敗したらしく大変な落ち込みようです。
傍から見ていても、頑張っていると感心していました。そこで改めて、
思い出し、長男に伝えました。成長や結果は時間差でやってくるということを。頑張ったからすぐにうまくいくわけではない。
むしろ停滞することが多いのです。私の拙い経験でも、ダイエットにしても
食事を減らせばすぐに少しは必ず体重は減ります。ただし、それを続けてもある時まったく体重が落ちず、逆に増えることもあるのです。
税理士試験の勉強もそうでした、がんばっているつもりでも、一向に模試の成績は合格ラインに達しません。でも、続けていたらある年に突然、自分が苦手な分野が出題され、例年より実感がまったくないままにその科目はその年に
合格してしまいました(まぐれかもしれませんが、この時こそ因果応報を意識しています)。
時間差と借金
この時間差を信じて継続できるかが、成長と幸福感を得ることの鍵なのかなとも思います。
時間差ということで考えますと、借金をすることは時間差を埋めるためだという意識を持つことも大事かなと思います。今、お金がないから借りたいと思った時。じゃあなぜお金がないのか?先に仕入れをして代金を支払うべきか。
それじゃあ、その仕入れたものをいつ、どれだけ売って、お金を得れるかイメージできれば借金してもいいのではないでしょうか?それができなければ仕入れをやめて商売を続けるか考えなければならない。
それが時間差の問題なら借金してもいいということだと思います。