北海道紋別市
私は高倉健さんが大好きで、特に東映を退社し、ヤクザ路線から変更した後の作品が好きなのですが、それらの映画を見てそこから連想される街を勝手に探して訪ねたことがあります。次項の増毛町のように実際にロケで使われた場所もありますが、まずは、東京からの1日1便しか利用されない空港がある、人口2万人強の紋別市を紹介します。
空港に降り立ち、北をみると、もうそこはオホーツク海。流氷観光のシーズンでもなく、ガリンコステーション、アザラシらんども土曜日の午後でしたが、客は私一人で、12月のため日没も早く、15時台でしたが、本当に寂しくイメージどおりでした。
夜はネットで見ていい雰囲気だった、はまなす通りを訪れました。古びれ感はありましたが、高倉健の世界観を感ずるところまでは行きませんでした。
北海道増毛郡増毛町・留萌市
こちらは、正真正銘、映画「駅」のロケ地で有名です。3月に行ったのですが、季節外れの大雪で最高の雰囲気を味わうことができました。現在は廃線になってしまいましたが、私が行った時もお客は私を含め2~3名。駅を降りたら膝くらいまで雪に埋もれ、吹雪で周りに人は見当たりません。すぐに港が見え、行こうとしましたが、このまま日本海から拉致されても誰もわからないとびびってすぐに引き返しました。
この後、電車でホテルのある、留萌市まで戻りましたが、映画で見た時よりもさらにさびれて、余計に感動しました。こちらも人口2万人強です。すべてのネタがセットで食べれる寿司屋で安く食べることができ、さすが北海道と感動しました。
沖縄県国頭郡本部町
打って変わって、こちらはどちらかというと、男はつらいよの渥美清さんのイメージでしょうか。「寅次郎ハイビスカスの花」でマドンナのリリー役の浅丘ルリ子さんが、沖縄で体調を崩し、療養のため滞在したのがこのもとぶ町です。
現在でも年2~3回沖縄を訪れますが、ほとんど那覇、豊見城市、糸満市の南部中心です。このもとぶ周辺は県北西部で東シナ海に面し、フクギ並木など独特な雰囲気です。ドライブ中に道路を横切るマングースに遭遇したり、ダイビングなどは真栄田岬が有名ですが、ゴリラチョップでのシュノーケルはおすすめです。
