子どもの頃は憧れたこともある芸能界
このところ、ジャニー喜多川さんの性加害問題が世間で大きな問題となっているようですが、私としては何をいまさらという感じです。ですが、ジャニーズ事務所問題で私の若き時代の恥ずかしい記憶がよみがえってきたので、振り返ってみたいと思います。人間、変われば変わるものだな。。
私が中学校に入学する前後、テレビ番組の3年B組金八先生が放映され、生徒役のジャニーズ事務所所属の田原俊彦、近藤真彦、野村義男のいわゆるたのきんトリオが大人気となりました。ですが私は当時から負け惜しみでもなんでもなくトリオはかっこいいとは思っていませんでした。
しかしながら、あれだけたくさんの女性からキャーキャー騒がれているのを見ていると、羨ましい気持ちがあったのは事実で、私は当時人気の刑事ドラマ「太陽にほえろ」の渡辺徹さんや「西部警察」の石原裕次郎さんに憧れて、自分も俳優になりたいと思ったことも事実です。
プライバシーを売って、周りの目を気にして
大人になって、芸能人のニュースを見るにつけ、つくづく、自分のプライバシーを売って、不特定多数の他人の評判を気にして生活が左右される、芸能人なんてなるものではないなと心底思うようになりました。これについては、投票によって生殺与奪が決まる政治家(屋)も同じだと思います。
ですから、他人の目を気にすることが大きなストレスになることに気が付いた私は、今ではほとんど最低限度のニュース以外はテレビをみることがほとんどなくなりました。あれだけテレビが好きだった若年時代から考えると、人間というものは変われば変わるものです。
一人でいい商売と数を集めなければならない商売
生きていく上での商売を考えると、極端な話、一人の顧客(ファン)がいれば成り立つものと、数を集めなれれば成り立たないものがあります。商売の話ではありませんが、結婚についていえば、日本では一夫一妻制なので、たった一人から認めてもらえればいいわけです(その他の人々になんといわれようとも)。知り合いの不動産会社の人も良く言います。「売りに出している不動産が人気無さそうであっても一人が買ってくれればいいんですよ」と。
それに対して、飲食業、特にラーメン屋さんとかは大変だなと。単価が安いので多くの人に認めてもらえないと商売として成り立たないですよね。果たして、私の税理士業はその中間だと思います。
ですが、理想は数少ない自分の価値を認めてくれるお客様と高単価で契約できるのが理想ですね。
そのためには、自分にしかない特色を打ち出して、高単価の少ないお客様と商売することを目指すべきなのでしょうが、現実には。。。