幸福度ランキング

幸福

機会の平等

このほど、「世界幸福度報告(World Happiness Report)」が発表され、私もニュースで目にしました。

詳細は略しますが、「人生に対する幸福度」を、各国の人々に聞き取り調査を行い、各評価項目を国・地域ごとに数値化、分析することで、順位を決めています。

2025年度は世界140か国以上の国の中で日本は55位だったようです。みなさんはこの結果をどのように感じますか?私の感想は「なんでこんなに低いの?少なくとも一桁順位のはず」です。

なぜそう思ったかをまとめてみます。まず、日本は「機会の平等」がちゃんと保たれており、やる気があれば成功できる土壌があると思います。教育を受ける権利が保障されており、教育を受けれない子どもの率は非常に低い。

自分も裕福とは言えない家庭で育ちましたが、学校に通うことで、自分の知らない世界を知り、知識を得ることができました(戦前のままであったら、農民・漁民の子はそれ以外の職業につくことは難しかったでしょう)。

興味を持った世界に進みたいと思い、がんばって成績を残せば、経済的な心配もほとんどなく、上級の教育機関へ進学することが可能(奨学金制度が近年更に充実しています)。

がんばれば、自分のやりたいことができる(自分のやりたいことはなにかの情報も与えてくれる)。これは本当に幸せなことだと思います。自分が戦前や終戦直後に生まれていたらと考えると再認識です。

生理的・安全の欲求

この「機会の平等」を生かしきれなくとも、社会のセーフティーネットで生理的(食欲)が損なわれることはありません。日本で餓死することはまれです。そして安全の欲求。常に他者からの危険にさらされるリスクはほとんどありません。

機会の平等だけでなく、結果の平等も保たれているため、リスクが低いのです。「衣食住足りて礼節を知る」で、衣食住が足りている人がほとんどなので、他者に危害を加えることの方が自分のリスクが大きくなるのです。

信教・言論の自由

信教の自由が保障されているため、自由に行動ができます。他国では信仰をもたない(ゆるい)人が多い日本は奇妙に思われるようですが、私は信仰が浅いからこそ、それに縛られることなく、上手(幸せ)に暮らせていると思います。

言うまでもなく、人類の争い(戦争)の多くは宗教がらみです。

以上のことからも、私は日本に生まれて本当によかったと思います。ある人は、「日本に生まれただけてすでに勝ち組確定。金持ちになれないほうがおかしい」とまで言っています。私もこれに同意し、金持ちを目指しています。

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