書面や画面で安心する

お金(FP)

投資詐欺

近頃は、SNSで知り合った人から投資の勧誘を受け、お金を騙し取られたというニュースが目につきます。数千万円単位の被害額というのですから驚きです。50代以上の高齢者が多いというのですから、これからの人生、増やしたお金をどう使うか考えているのでしょうか(数千万あれば十分だと思うのですが)?

今回聞いたニュースでは入金した自分の口座(詐欺)の残高が異常に増えていくのがおかしいと不信感をいだいて警察に相談したらしいのが、おもしろいところです(不謹慎ですが)。

 

銀行通帳やホームページの残高画面

このニュースを聞いてあらためて思ったのですが、我々は銀行通帳の残高や投資口座の残高をインターネット上で見て心を動かされています。直接これを見ただけでは幸福を感じることはできないはずですが。

ここに載っている金額を引き出して払ったり、振り込んだりして自分の欲しいものやサービスを受けた時に幸福や安心を感じるはずです。いや、数字をながめて夢想するだけでこれらの感情を享受できるのならそれでも良いと思いますが。

タンス預金

数字をながめているだけでなく、タンス預金や金の延べ棒のように現物を手元に置いている場合はどうでしょうか?本質的には同じだと思います(札束のデザインや金の延べ棒そのものに絵画のような芸術性を感じているなら別ですが)。

生きる楽しみ、幸福感とはなんでしょうか?私はよく言われる基本的な次のことを意識しています。①余裕②休息③会話④立ち位置⑤健康(食事)⑥成功
これらを獲得、維持するために、数字の残高や手元預金で備えるイメージです。

 

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