値段が高い店はお店の人がたくさんいる
久しぶり?の家族旅行で有名なお店で食事をしてきました。全くグルメとは言えない私ですが、いつも食べている素材でもやはり明らかに美味しい。素材が違うし、味付けも違うことがわかります。
値段はもちろん高いのですが、そこは店員さんの人数も多かったのです。人手不足のご時世、オーダーしようにも店員さんがなかなかつかまらないことも多いのですが、このお店は呼ぼうとしたところ、なんと後に立ってました。
なお、冬なので厚着で入店したのですが、当然のように上着を預かってくれました。味がよいということよりも、サービス内容がよいことに対して、値段が高いということはこういうことなのだと思いました。
要するに人的サービスにお金を払っているということ。いかに私が普段は安いところ(サービス)を受けているかを再認識したところです。
人気がある場所は値段が高い
一方、今回行った地域は宿泊費が異様に高い(と思う)。近隣国からすれば一番近い日本の都会という事情だと思いますが、多分、最低限の宿泊料金は東京よりも高いです。こちらはサービスではありません。地の利なのでどうしようもありません。
数年前、コロナ明け後にこの地域に行った時にタクシーの運転手が愚痴をこぼしていました。コロナでみんな商売をやめてしまったので人手が圧倒的に足りない。外から客が来てほしくないとまで言ってました。
タクシー業界はいくら需要があっても料金が公定(認可制)なのであまりメリットはないのでしょうが、ホテルについては他地域と比較してこの料金ならかなり利益があるはずです。ホテルは立地以外経費に大きな違いはないはず。
いくら都会といっても東京よりも地価が高いということはありません。街中を歩いていても中国語や韓国語ばかりで、店員さんも近隣のアジア人とおぼしき人々が多いのを目の当たりにして、日本の凋落?老朽化を感じてしまいました。
税理士のサービスも同じか?
私の税理士業というサービスで考えてみました。私の場合は人手が少なく(ほぼひとり)、とても高級とはいえません。ですが、価格を安くして差別することには限界があります。
税理士業で、明らかに美味しい。素材が違うし、味付けも違うということはどういうことなのか考えてみるとどうでしょうか?自分でできそうなことは自分でやっていただくということでしょうか。
例えば、上着は自分の席でなんとかしてもらう(マクドナルドや吉野家などのファーストフード店はハンガーはない?)。店員さんは呼ぶのではなく、自分で近づく。注文はタブレットなど自分で入力する(自分のスマホを使う場合もあり)。
でも、味はおいしいことにかわりはない(おいしさの質は違うかも)。
自分でできそうな源泉徴収や年末調整、償却資産、法定調書の作成・提出はお客様自身でやっていただくということでしょうか。適正な申告ができていることにかわりはないように。