ナンパと新聞拡張団
いろいろな必勝法というものが語られていますが、私の心に残っているものでまず第一に浮かぶのはナンパです。子どものころからほとんどもてたこともなく、なんでだろうと今でも考えています(結婚してくれてありがとう!)。
今でさえ、そういうフェロモンが自分には遺伝的にないのだと納得させているのですが、若かりし頃は必死にその原因を探ろうとし、ナンパ必勝法というような本を読んだものでした。
少し話は逸れるのですが、もてる人の特徴は外見ではなく、どれだけマメか。要するに相手に尽くすことができるのかということがわかりました(私はそこが決定的に欠けてます)。
ナンパ必勝法の話に戻りますが、結局、必勝法は、とにかくなにも考えずに声をかけまくれ!数打てば当たるというものでした。無視されるとか拒否されることを気にしない、慣れる。私はこの壁を超えられないのでした。
次に(飛び込み)営業。今私が参加しているコミュニティの主宰者の経験談。今もあるかとは思いますが、都会では新聞購読の個別訪問の営業がすごい。新聞はすでにとっているか、そもそも読まないかがほとんどで契約はかなり難しい。
訪問時間帯や、営業トークなどいろいろ考えて試したが、結論としてこちらも、やり方うんぬんでなく、ともかく、訪問(呼び鈴ピンポン)すること。そうすると一定のピンポン回数ごとに成約数が決まってくるとのこと。これが確率。
サイコロ博打
上記の行動は、経費(お金)がかかることはありませんが、勝ち負けのある勝負の世界は確率というか期待値の考え方が重要。
例えば、サイコロ博打。出るサイコロの目を当てるとお金がもらえ、1回振る参加料(掛金)が600円とします。そうすると6回振ると5回は外れる(負ける)ので、マイナス3000円となります(600円×5回)。
では、当たったら30,000円もらえる条件ならどうでしょうか?単純に6回振ると確率的に1回は当たるのでトータルでは30,000-3000円=27,000円儲かることになります。これが期待値の考え方です。
この考え方では5回は負けるのではなく、1回サイコロを振るごとに4500円儲かる(27,000円÷6回)のです。これは博打に限らず、いろいろな考え方に凄く参考になる(文字どおりプラスになる)と思います。
このサイコロ博打は単純すぎますが、一番難しいのは確率、期待値がプラスになるリターンをを見極めることです。
このサイコロ博打の例でも、当たり金が3000円未満だとすると、期待値はマイナスになってしまいます(やる価値なし)。
継続は力なり
もちろん、サイコロ博打でも6回振れば必ずどの目も1回ずつ出るわけでなく、確率どおりの数値に近づくためには(確率が収束する)、そうとうな数サイコロを振らなければ(試行回数を増やす)なりません。
なにかで勝とうと思えば、勝率、リターン(期待値)を見極め、その上で継続しなければならないのです(絶えず試行する)。ここでもPDCAサイクルなのです。