後半30分と75分
私の数少ない趣味?にサッカー観戦があります。ワールドカップ最終予選とJリーグが佳境をむかえております。今はテレビ中継よりも動画配信サービスが多くなってきており、私もDAZNに加入して観戦しております。
経過時間表示なのですが、テレビ中継では昔から前半と後半にわけて表示されますが、DAZNでは通しで表示されます。例えば、テレビ中継は後半30分。DAZNでは75分と表示されます。
私は昔からテレビ中継をよく見ていたのでDAZNの表示は慣れず、ピンときません。75分表示だとどれくらい経過しているか直感的にわかりにくいのです。でも最近やっと気づきました。90-75=残り15分と考えれば少しはわかりやすいことを。
今までは、45分に30分足すと75分だから後半30分だなと考えていたので、そう考えるより引いて残り15分と考える方が早いのです。
「もう」と「まだ」
45分に30分足すと75分だから後半30分だなと考えると「もう」、後半の30分かと考えてしまいがちですが、90-75=残り15分と考えれば「まだ」残り15分あると考えることもできます。
この「もう」と考えるか「まだ」と考えるかは、よくコップの水がもう半分しかないのとまだ半分もあるという、ネガティブとポジティブシンキングの例えにも使われます。もちろん、ポジティブシンキングのまだ半分もあるの方が望ましいです。
すこし余談ですが、株式相場の格言でもうはまだなり、まだはもうなりというものがあります。もう、これ以上は上がらないだろう。→まだまだ上がっていく。まだ売るのは早いだろう。→もう下がっていく。
自分の主観で物事を見てもうまくいかず、客観的なルールを作ってそれに従うしかないということです(従ってもうまくいかないのですが)。
繰り返して腑に落とす
何はともあれ、繰り返すことによって腑に落とす。無意識のうちに脳に擦り込む。いわゆる体で覚えることがポイントです。このサッカーの通しの時間表示も繰り返し見ることによって、無意識に感覚で時間軸を体得できるとは思います。
なにごとも同じです。試験勉強も仕事も。大事と思うことは繰り返すことによって腑に落とす。無意識のうちに脳に擦り込む。体得するしかないのです。このこと自身も繰り返し意識することで無意識に行動できるようにするしかないのです。