ギリギリの調整

仏教(教訓)

当初の日程

私は複業税理士ですので、もう一つ(二つ?)の仕事とプライベートの調整に日々、勤しんで(いそしんで)おります。今回も10月4日~7日で2泊3日(3泊4日ではない)の旅行を計画しました。一番の問題は、飛行機のマイレージの使用を計画したことです。

ご承知のように、飛行距離に応じた一定数の航空会社のマイレージを貯めると特典航空券に交換でき、無料(正確には空港施設利用料が数百円かかる)で飛行機に乗れます。ただし、乗れるのは、お金を払って乗る人が少ない便がほとんどです。

今回も往路には空席がありました(5日)が、復路は満席表示。試しにお金を払う航空券の空席を検索したところ、まずまずの空席はあるようです。そこで私は、直前(結果今回はこの直前の定義が難しかった)まで待とうと思いました。

途中経過

途中でもし、このまま有料空席があるにもかかわらず、無料の特典航空券が解放されなかった時のことを考えて、復路は経由地を入れて検索してみました。経由地は子どもが住んでいる所なので、子どもに会うことを兼ねてもよいかなと。

ただ、経由地を入れると、またもう1社別の航空会社を使わなければなりませんが、検索すると、そちらの航空会社は私の持っていいるマイレージでは足りません。そこで慌てて提携ポイントをかき集め、交換申請をしました。

交換申請をしてもすぐに反映されるわけではありませんので、その間は無料特典航空券の予約はできませんし、日にちが近づくと、満席や必要マイルが跳ね上がるリスクもあります。もっと早く交換申請しておけばよかった①。

宿泊先の方は最近いつも使っている所が比較的空いており、2日前までキャンセル料は無料で簡単なので、そちらは最大の期間で予約をいれておきました。

いよいよ9月も終わりをむかえ、計画日がせまりましたが、有料空席は減らないのに無料特典航空券が解放される気配はありません。そればかりか、今まで空席だった無料特典航空券も軒並み満席となってしまいました。

もう一方の航空会社のマイレージも加算される気配はありません。そうこうしているうちに、9月28日から10月4日までの1週間でファスティングを始めました。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、ファスティングとは断食です。

約1か月後の健康診断に備えて調整に入ったのですが、想像以上につらく、当然のことですが、リバウンド防止から期間後すぐのドカ食いは禁止です。今思うとそこを甘く考えていました②。

もし5日から空席が出て(正確には月があけたらまた5日は空席がありましたが、復路の7日がずっと満席)、いけるとしても、そんな状態で楽しめるか(いつもは思う存分飲み食いしてます)?

宿泊先キャンセル期限をむかえましたが、7日に空席は出ず、もう一方の航空会社のマイレージも加算されません。一旦この予約はキャンセルせざるを得ませんでした(宿泊先は再度トライすればとれる可能性大)。

旅行の大きな目的であるアクティビティの取消しもしなければなりません。明確な決まりをちゃんと確認することなく、そちらも取り消してしまいました③。

4日当日の朝をむかえました。そしたら、ようやく、7日の空席が出ているでありませんか?5日~7日の旅程なら可能になったのです。

ですが、すでに訪問目的メインのアクティビティの予約は取り消してしまった(個人的な関係もあるので、やめたり、とったりの再度予約もしずらい)し、断食明け翌日にドカ食いしてしまったら、せっかく苦労したファスティングの効果が危ない。

ということで、この日程は諦めて、再設定することになりそうです。

どうすればよかったのか?

ギリギリまで粘ってみればうまく行けたのではないか?7日の空席表示をみるにつけ、悔しさがこみ上げてきます。ではどうすればよかったのか。

前記①。もう一方の航空会社のマイルへもっと早く交換申請しておけばよかった(そうすれば帰りの7日は経由地でも可能)。結果、ただ直前に直行便で空席が出たのでそれはそれで後悔したかもしれない。

前記②うまく予約が取れた場合を想定して、断食をもう少し早く始めればよかった。そうすれば、直前の出発決定でも迷わなかったかもしれない。

前記③結局これが、決定的な後悔か?アクティビティの取り消し最後にしておけば、前日朝に空席が出たとしてもなんとか対応できたかもしれない。前日キャンセルでもよければよいか、しっかり確認しておくべきだった。

やはり、こういうものはというか、上手く生きていくためには、順序をしっかり整理して臨む。このことか大事かなと改めて思ったのです。でもいろいろな要素が重なり、今回はきつかったかなと。

 

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