税金を現金で払ってしまった⁉

お金(FP)

口座振替

5月は比較的多くの人に馴染み深い地方税の納税が始まります。
自動車税(県税)、軽自動車税(市町)、固定資産税(市町)の通知書が送付されてきたと思います。

その支払い方法ですが、以前は納税通知書を銀行などの金融機関に持っていくか、自身の口座を登録して期日に自動引き落としされる口座振替のいずれかしかなかったと思います。

金融機関は平日の15:00までしか開いていませんので、普通は口座振替にするのが一般的だったと思います(今では後述のようにいろいろな納付方法があります)。

口座振替のメリットは、納付忘れがない。デメリットは口座残高が不足していると引き落としできず、未納になってしまう(追加で余計なお金がかかる)ということくらいでしょうか?

コンビニ払い・コード払い(電子マネー)

銀行口座残高に余裕がなく、平日昼間は銀行に行けなくとも、納付書でコンビニ払いができるようになってかなり利便性が増しました。

さらに便利なことに、納付書のバーコード、QRコードをスマホで読みとることで、電子マネーを使えば、コンビニに行く必要さえなくなりました。

もっとすごいことに、楽天銀行は、コンビニ払込票のバーコード/QRコードを楽天銀行アプリで読み取って直接楽天銀行口座から支払ができるサービスがあり、サービスご利用時に無料のハッピープログラムへのエントリーおよび楽天会員リンク登録をすれば、現金プレゼントもあります。

手数料がかからないばかりか、逆に税金を払ってキャッシュバックがある(今回私は10円でしたが)ことは、すごいサービスではないでしょうか(この先入観が今回の税金支払い方法で少し失敗したのですが)?

クレジットカード

クレジットカード払いもできます。クレジットカード利用では、ポイントがもらえますから(しかも後払い)、これがベストかと思われます。ただ、今までの支払い方法ではかからなかった手数料がかかりますので、要注意です。

例えば、自動車税30,500円をクレジットカードで払おうとすると、システム利用料として、288円(税込)かかります(料金は地方税共同機構クレジットカード納付サイトのシステム利用料試算でわかります)。

クレジットカードのポイント還元率は0.5~1%が一般的ですから、ポイントは、152~305になります。そうすると、0.5%還元のクレジットカードを使ってしまうと、手数料のほうが高くなってしまいます。

1%還元のカードを使うことになりますが、カード会社によっては、税金の支払いの場合はポイント還元率が低くなりますので注意が必要です。

今回、私はこのシステム利用料とポイント還元率を比較することなく、安易にバーコード払いの10円キャッシュバックを選択してしまいました。

理由は、クレジットカード決済は比較的手間がかかる(セキュリティーが厳しい)ことと、以前、税金ではないのですが、コンビニ納付書払いが店に行かずともできて、キャッシュバックまであったことに感動したからでした。

ですが、これからは、システム利用料とポイント還元率の比較をまめにしたいと思います。わずかな金額ですが、塵も積もれば山となるですし、大事なのは考え方です。

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