安いの定義
ブラックフライデーからamazonプライムセールが開催されており、私も毎度のことながら、いくつか購入しました。安くなっているからがその主な理由ですが、その安いの基準はどう判断するのでしょうか?
まず、通常価格から○○%引きとあれば、安いと思います。ですが、これだけでは不十分です。その通常価格は本当に自分がいつも購入している通常価格でしょうか?
厳密にはサイトから自分の過去の購入履歴を調べられるのでそれと比較すべきでしょうが、今回もamazonはいつも安いという信頼感からそこまではしませんでした。物価上昇の現在、過去と比較してもしょうがない場合もあります。
次に他のサイトとの比較。私の場合、代表的なのは楽天、ヤフー、auマーケットなど。これを一覧で検索できるのが価格ドットコムということになります。でも、各サイトさすがに顧客ごとポイントの付与率などを変更しています。
ですので単純比較はできないのです。amazonは今回のセールでも1万円以上の利用でポイントアップをやっていますし、楽天はお買い物マラソン。ヤフーやAUマーケットは自分には複雑すぎて疑心暗鬼になってます。
サービスの価格はどう比較するのか
既製品の場合は上記のような比較ができますが、既製品でも中古品や旅行商品のようなオーダーメイドの品物、サービスについては比較は難しいと思います。
私の場合、書籍についてはほとんど中古品を探します。読めればよいと思ってますが、やはりあまりにひどいものは敬遠してしまいます。状態が書かれていますので、できれば「可」は回避して「良い」を選択しています。
旅行商品は行程を比較するしかないでしょうか?ホテルや出発、帰着の時間帯は見ます。後は自由行動の時間。見知らぬ場所へ行くときはできるだけ自由行動がないプランがいいと思ってます。結局オプションで別料金の観光になることが多く、その分出費もかさみます。
サービスは比較しようがない。申し込んでみるしかない。逆の立場で言えば、サービスする側の情報発信というかプロモーションが大事になります。
税理士業のようなコンサルタント業もこれにあたると思います。
売上が増えればよいのか
最後に価格の比較ではありませんが、税理士業、コンサルタント業が出ましたので決算書の比較。前期(年)、同業者との比較などがありますが、どこを見ればよいのでしょうか?
一番目に付きやすいのは売上高。もちろんこれがなければ商売始まりませんが、これだけではわかりません。前年より売上が増えていても昨今の物価上昇の影響で単価を上げただけで、売る数量が変わらなかったらどうでしょうか?
仕入単価や売るための経費がそれ以上に上がっていればどうでしょうか?利益は減って商売的にはマイナスになります。または売れて品物は引き渡したけど、お金はもらっていない。資金繰りは厳しくなりますね。
決算書は税務署に提出するためのものだけではありません。引き続き幸せでいる(これから幸せになる)ための重要な資料なのです。